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2007/03/05
まち・地域の未来 in 熊本を開催しました

 中小企業基盤整備機構では、2月26日〜3月4日の間、熊本の中心市街地を中心に「まち・地域の未来 in 熊本」を開催しました。
 びぷれす広場では、パネル展(当施設もパネル出展しました)やアジア・アフリカなどの一村一品のモデル販売を実施するとともに、スポーツイベント、「まち・地域活性化」をテーマにしたシンポジウムなどを実施しました。
 大林宣彦 氏(映画作家)の「地域の知恵・くらしなどが人に幸せをあたえ、文化につながる、その文化の言葉を継承することがまちを元気にするのではないか」がとても印象的でした。

2007/03/02
第5回『イブニングセミナー(販路開拓:ビジネスデザイン編)』を開催(2月27日)

 15:00より、当施設会議において、セミナーを開催しました。
 「視覚から訴えるビジネス〜ビジネスをぱっと見てわかるカタチにしましょう〜」と題し、(独)中小企業基盤整備機構 MINATOインキュベーションセンター デザイン実務アドバイザー田原 左知氏に講演をして頂きました。
 ビジネスの交渉において、読ませるのではなく「見せる」(視覚から伝える「ビジュアルコミュニケーション」)ことにより、難しい内容をわかりやすく伝え、相手の理解を深めることができ、スピーディーに交渉が進む。その「見せる」ビジュアルコミュニケーションの考え方として、「ターゲットは誰」・「交渉目的は」を念頭に、「わかりやすい図式」「相手の気持ちに立った配置表現」「重要ポイントごとに分けて表現」等を意識し、文字・色・矢印などを有効に使って伝達する。そして、相手にわかりやすくポイントを絞り理解を深める表現について、盛りだくさんな事例を交えながら丁寧にお話しをして頂きました。
 地域の企業様、個人、支援機関、当施設入居企業様など21名の方にお集まり頂き、業種ごとのイメージに合う色や、デザインアドバイス等について時間一杯まで意見の交換を行いました。

2007/02/21
第5回『イブニングセミナー(販路開拓:インターネット編)』を開催(2月20日)

 17:30より、当施設会議室にて、第5回「イブニングセミナー」を開催いたしました。
 「インターネット導入による販路開拓〜儲けを生み出すホームページとは〜」と題し、有限会社Biz Assist 森田代表取締役に講師をして頂きました。
 インターネットで販路開拓する上で、「誰が、何を、誰に、どうやって売るのか。その結果、お客さまが、どう満足するのかを明確にし、ターゲットを狭く深くすること」がポイントで、売れるサイトとは「自分の強みを活かし、敵がいない<自分の土壌>を作り上げ、コンセプト(主観)にあった商品を提供し、ファン(共感)を作り出している。」として、お客さまに興味を持たせる・じっくり読んでもらう・共感をつくりだすための工夫等について事例踏まえて、紹介して頂きました。
 地域企業、支援機関、入居企業の方々、約20名が集り、ブログによるHPの注意点やお客さまへのアフターフォローなどについて意見交換及び交流会を行いました。

2007/02/20
第6回「バイオイブニングカフェ」を開催(2月16日)

 当施設会議室において第6回バイオイブニングカフェを開催いたしました。 今回は「サトウキビの多段階利用と熊本県における栽培の現状と可能性」と題し、九州沖縄農業研究センター 機能性利用研究チーム・主任研究員 氏原邦博 氏にお話頂きました。

 サトウキビは、県内では江戸時代から栽培されてきましたが、現在は天草、水俣地域などごく一部で生産・加工・販売されている、希少性の高い農作物で、サトウキビの葉表皮は牛のえさに、原料茎は紙に、絞り汁は黒糖、ジュース、黒糖酢などの加工食品や燃料エタノールとなり、廃棄物を出さず、全てを有用活用できる農作物であることなどご紹介頂きました。
 また、栽培方法も簡単で1回の植栽で3年間植栽の必要がなく、成長初期に除草剤等を蒔けば、その後は管理する必要のない栽培しやすい農作物で、現在熊本では10アールあたり5トンの生産量を8〜9トンまで増やすことが可能であること等お話頂きました。
 セミナー終了後1時間程度、異業種企業(バイオ関連・農業等)や研究者等産学官の方々約25名が集い、休耕田・畑の活用方法や機能性食品への可能性などについて意見交換を行いました。

2007/01/29
第5回「バイオイブニングカフェ」を開催(1月26日)

 18:30より、当施設会議室にて、第5回「バイオイブニングカフェ」を開催いたしました。
 「ミズゴケによる環境保全・創造及び農業分野等への展開」と題し、九州東海大学農業部応用植物科学科 長野克也 助教授により話題提供して頂きました。
 ミズゴケは国内の野生種の殆どが希少種であるため、保護及び生産拡大が必要とされるなか、水質浄化(残留農薬の除去)能力に優れ、保水力を活かし、休耕田の利活用、屋上緑化、ガーデニング等に利用することで、地下水涵養等への環境面にも寄与するような植物であるなどを紹介して頂きました。
 その後、1時間程度、異業種の企業(バイオ関連・農業等)や研究者等の産学官の方々、約30名が集い、ミズゴケの生育特性(水質はすこし汚れている方が成長がよい、水が豊富で温暖を好むことから九州は生育に適している)、農業との実態を踏まえた導入の可能性(栽培後のメンテは基盤さえ整えば、あまりかからないが乱獲に注意する)等の意見交換が行われました。

2007/01/25
第4回『イブニングセミナー』を開催(1月24日)

 17:30より、当施設会議室にて、第4回「イブニングセミナー」を開催いたしました。
 「経営者が活かせる決算書の読み方と事業計画立案について」と題し、熊本学園大学商学部 池上教授に講師をして頂きました。決算書からみる経営分析には、収益性・安全性・生産性・成長性を見ると共にその中身を詳細に把握することで、会社の弱い点が見えてくる。また、損益分岐点の把握やキャッシュフロー計算書など、金融機関からの目を踏まえて話して頂きました。
 地元企業、入居企業の方々、12名が集り、川下の産業での決算書分析の難しさ、知的資産の評価方法の考え方などについて意見交換を行いました。

2007/01/18
平成18年度全国IMワークショップに出席(1月17日)

 北九州テレワークセンターにて、九州地域のIMを中心に、全国から約40人が集い、ビジネスインキュベーションのあり方について、意見交換等を行いました。
 インキュベーションマネージャーとして、入居企業のサポートもさることながら、地域へのグランドデザイン(地域戦略)を描きながら、あらゆる地域資源(異分野の企業、大学、金融機関、マスコミ、行政等)を組み合わせて、皆がイノベーションを生み出せる連携を形成する(ビジネス・コミュニティの形成)大切さを学びました。当施設も地域に根ざすビジネスインキュベーションになるよう取り組まねばと痛感させられました。

2007/01/16
新年あけましておめでとうございます

 2007年がスタートしました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
 昨年、12月28日(木)に当施設において仕事納めの会を行いました。急な呼びかけにもかかわらず入居企業のみなさまにお集まりいただき、軽食をとりながらお互いに1年間の労をねぎらいました。
 当施設もまもなく1年を迎えます。本年もみなさまの期待にお応えできるよう努めていきたいと思います。

2006/12/20
第3回『イブニングセミナー』を開催(12月19日)

 17:30分より、当施設会議室にて、第3回『イブニングセミナー』を開催いたしました。
 「企業経営におけるブランド戦略について」と題し、熊本大学文学部 水元助教授に講師をして頂きました。ブランドはホームランをねらうものではなく、こつこつとヒットをうっていくもので、悪い評判は広がりが早いものであることを前提で取り組む必要があり、組織のスローガンの役割を果たし、組織に固有の価値観とパーソナリティをもたらすもので、社員を含みて首尾一貫で取り組むことが重要である。また、ブランドの設計の仕方、構築、マネージメントについて、事例を踏まえて話して頂きました。
 地元企業、入居企業や産業支援機関の方々35名が集い、ネガティブ報道による消費者の浸透をどう対応していくか、量販店等での他商品との差別化等、様々な意見交換を行いました。

2006/12/18
第4回「バイオイブニングカフェ」を開催(12月15日)

 18:30より、当施設会議室にて、第4回「バイオイブニングカフェ」を開催いたしました。
 「『通電透析発酵システム』の環境・バイオマス分野及び食品分野等への展開」と題し、崇城大学生物生命学部長 岩原正宜 教授に話題提供して頂きました。
 発酵技術と電気透析技術を融合した「通電透析発酵システム」は、円筒状のイオン交換膜を導入し、メンテ・耐久性にすぐれたものになっており、微生物処理と電気処理の利点を活かし、粘性の強い液体から有用物質の生産・回収、有害物・過剰物質の除去・回収に優れている等をご紹介して頂きました。
 1時間程度、異業種の企業(バイオ関連・農業・畜産など)や研究者等の産学官の方々、約30名が集い、当システム利用方法の可能性について、自由に意見交換を行いました。

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