2010/07/23 | - 第26回バイオイブニングカフェ『医学研究の利用〜一次産業を脅かす最近感染症への提案〜』を開催しました。(平成22年7月16日)
第26回「バイオイブニングカフェ」を開催いたしました。「医学研究の利用〜一次産業を脅かす最近感染症への提案〜」と題し、今村隆寿准教授(熊本大学医学薬学研究部分子病理学分野)に講師をしていただきました。 エイズ、鳥インフルエンザなどの新興・再興感染症は人類に取って大きな脅威となっており、その蔓延の阻止と治療法開発は近代医療の大きな課題である。今回、人魚共通感染症であるエロモナス菌感染症を例として、これまで行ってきた本細菌プロテアーゼに関する医学研究を供覧してプロテアーゼの魚類感染症診断と治療への有用性を示し、感染症による養殖業の被害への有効な対策法として紹介された。 今回は、地域企業、研究機関、入居企業の方々、20名ほどの方が集まり、質疑応答も熱心に行われ、セミナー後の講師を交えた懇親会でも、活発に意見が交換されました。
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